読者からのメール

 こんにちは。以前の記事で女性との会話のコツは共感だと知り、早速実践しているのですが、私のもともとの性格もあってかつい相手に反論してしまいます。 
特に愚痴を聞いている時、相手もイライラしている事が多いので反論したくなります。
うまく聞き流したりイラッとしなくなるにはどうすればいいでしょうか?
 
避雷針をイメージしよう

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あなたは避雷針。

避雷針の役割は、雷に落ちてもらうこと。

いくらでも愚痴という雷を落としてもらおう。

人間は弱音を吐きたい。愚痴をこぼしたい。特に女性は、男性より喋ることで感情を発散する傾向がある。

この世の中には「話を聞く商売」が溢れかえっているじゃないか。金払ってでも、話を聞いてもらいたい人達がわんさかいる。

言えないと、聞いてもらえないと不満がどんどん蓄積されて精神的に参ってしまう事が多い。

だから、避雷針になってあげようじゃないか。

その人は、その時、そう思った!以上。

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避雷針は戦わない。雷が落ちてもぶっ壊れる事なく、電気を地面に流してしまう。

例えば、俺が「ブログやってる奴って、なんかネクラで陰湿なオタクのイメージあるよね」と言われたとする。

俺もブログやってるし・・・反論したい。「そんな事ねーよ!偏見だよ!」と言いたい。

でも、その人はその時そう思ったのだ。それ以上でもそれ以下でもない。

馬鹿だからそう思ったのかも知れないし、その人の身近にネクラで陰湿なオタクブロガーが多いのかも知れない。

もしかしたら、実際にブロガーはネクラで陰湿なオタクが多いのかも知れない。

でも、そんな事はどうでもいい。確かに俺に該当する悪口だが、相手は別に俺を攻撃しようと思ってない。ただ自分のイメージや感想を語ったに過ぎない。

だから、テキトーに共感できる。聞き流せる。

持論を語ってもいい場面

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相手が「どう思う?」と聞いてきた時に限り、持論を展開してもいい。

この質問をすると言う事は、ある程度受け入れる体勢ができていると言う事だ。

この質問が無い時は、言いたいだけ聞いてもらいたいだけの状態なので、持論を展開する必要は無い。

あくまで、相手を否定するのではなく「俺はこう思うよ」と説明する。

もしこちらが語った持論に噛み付いてきたら、また避雷針に戻ればいい。

「そうか、俺の持論に対して否定的な感想を抱いたんだ」と流してしまう。

避雷針は好かれる

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これは間違いない。

建設的で解決に繋がるような耳の痛い正論や説教なんかより遥かに好かれる。

心理的なガードが落ちて、心を開いてどんどん喋れる相手が好かれない訳がない。

そして、どんどん出てくるようになった「本音」から人間性が判断できるじゃないか。 

避雷針やってりゃ、いい本音も悪い本音も聞こえてくるようになる。

あんまりにも強烈な雷を落としてくる、落とし続けるような人なら、その時は避雷針をやめちゃえばいい。

 質問・相談お待ちしております。 
honnestation86@gmail.com